－その雰囲気の良さはどこからくると思いますか。

施設の都合にご利用者様を合わせるのではなく、ご利用者様の希望に寄り添うようにしているからです。

アンシアは開所当初から、「ユニットケア」の手法を取り入れていて、家庭的な雰囲気で過ごしていただけるように取り組んでいます。施設の都合にご利用者様を合わせるのではなく、ご利用者様の希望に寄り添うようにしているんです。確かに手間は増えますが、その分、ご利用者様がアンシアを終の棲家として、最期の瞬間まで安心して過ごしていただけるのではないかと思っています。 もちろん、日常の仕事の中で葛藤がおきることはあります。人間なので思うこともありますが、プロとして、それは表に出さないで接するようにと常日頃から部下には伝え続け、また自分も実践しています。心のコントロールをすることが介護の仕事で大事なことの一つですので、研修や勉強会も常日頃行っています。

－失敗したことなどを教えてください。

これは一生忘れられないと思う。

失敗したことは、入社3か月程の際に自分のミスでご利用者様が転倒して骨折してしまったことです。 その方は、後日無事治癒しましたが、場合によっては骨折がもとで寝たきりになってしまったり、出血が多いとお亡くなりになることもあるので、とても申し訳なく、責任の重さを感じました。また、自分のミスを上司や現場のリーダーが謝りにいってくださって、ふがいなさも感じました。これは一生忘れられないと思います。

－最後に、コスモ・アンシアの良さを教えてください。

一番良いところは、人に恵まれていること。

一番良いところだと思うのは、人に恵まれているところです。上司や先輩方に話を聞いてもらったり、よくしていただいて、自分は成長できました。 今は現場を預かる立場で、職員に指示をすることも多いですが、うまくいかないこともあります。しかし熱意のある職員達ですので、自分がフォローをすることによって、よりよい施設を作り出していけると感じます。今はそれが楽しいです。