コスモで働く
人を知る!
先輩インタビュー
2007年 キャリア入社
岩下 美和(管理者)
一人一人違うのは当たり前、障害ではなく特性なんです。その子の特性をよく知り、先にフォローしてあげることが・・・
─ コスモ・アンシアnobi-nobiへの道のり
人生無駄なことはひとつもない。巡り巡ってここnobi-nobiへ。
結婚、出産などのライフステージの変化に伴い、様々な職を経験しました。
ベビーサインという育児方法の講師をしていたこともあります。普通は一歳半頃から発語が始まりますが、ベビーサインという手話を赤ちゃんが覚えることで、発語前から親と子の意思疎通が図れるというものです。
子どもの心は3歳までにできてくると言われています。子どもの頃に親と沢山コミュニケーションが取れたら、その子の人生がもっと良くなると思いました。
ある時、出産後にお世話になった保健師さんから、心理学を学ぶことを勧められました。なので、ベビーサインの講師をやりながら、通信の大学で心理学を学び、認定心理士の資格を取りました。
その時に学んだことは、子どもの時の家庭環境、生育歴でその子の未来は変わっていくということと、幼少時の体験が、更にその子どもに連鎖していくということです。
そして前職の時、コスモ・アンシアの当時の施設長と話をする機会がありました。アンシアは当時から発達支援事業をやりたかったようなのですが、人材が確保できず、話が進んでいないのだということをその時に聞きました。
その後、私は転職活動を始め、その時にコスモへ発達支援事業のスタートアップのお誘いをしたところ、アンシアでの発達支援事業のゼロからの立ち上げを任せてもらえました。
現在は、心理指導専門職員として、毎日行っている心理課題の作成や子どもたちの心のケア、保護者の方との面談や相談、体験の方への説明などを担当しています。
ーうれしいことは
子どもたちや保護者の方に信頼してもらえたと感じる瞬間があること。
日々、子どもたちが笑顔で過ごせる場所を提供し、保護者の皆様から「nobi-nobiでよかった」と言っていただけるような事業所作りを目指しています。
なので、ここに通う子どもたちや、保護者の方に信頼してもらえたと感じる時は嬉しいです。
「子どもへのよりよい声の掛け方がわかりました!」「ここに来てよかった!」と言われたり、「先生について行きます!」と言われた時は、やっていてよかったと思います。
私たちはご家庭と一緒のチーム。
私たちは、ご家庭と一緒のチームだと思っているんです。おうちのチームに、私たちnobi-nobiを入れてもらっているんです。私たちは、ここに通う子供たちが18歳になるまでの長いスパンで、成長を見守っていけます。
多数ある事業所の中から、nobi-nobiを選んでいただいたという、プライドをもって日々取り組んでいます。
ー発達支援について
一人一人違うのは当たり前、障害ではなく特性。
一人一人違うのは当たり前、障害ではなく特性なんです。その子の特性をよく知り、先にフォローしてあげることができれば、大きな問題にならないのです。問題が起きそうな時は、その原因を見つけてあげて、自分の気持ちを理解してもらえるような伝え方を学べるようにしています。
例えば、喧嘩になった時。学校ではとにかく謝りなさいと言われることが多いかもしれませんが、私は謝りたくなかったら、謝らなくていいと思うんです。わけもわからず、思ってもいないことをその場凌ぎで言っても、お互いに本当の気持ちが理解できないし、成長しないですよね。
そういう時、私たちはどうするかというと、司会者になります。子どもたちに交互に意見を聞いて、お互いの行動を振り返らせるようにしています。「どうしてそうしたの?」「何がいけなかったと思う?」「どうしたらよかったと思う?」と。
大人が善悪を決めつけるのではなく、子どもたち同士で考えて、話し合いをしてもらいます。
子どもには、問題を解決する力がちゃんとあるのです。それを導くのが、大人です。
この分野の専門家として「一人ひとりの個に、どれだけ真剣に向き合えるか」に、どこまでもこだわる姿勢をもって臨んでいます。
ーnobi-nobiのいいところ
ひとりひとりにいつでも本気で向き合い、最善を尽くす。
トップが「お客様」を原点と考えている姿勢、そしてそれが職員に行き渡っているところです。
私も、コスモの考え方の根本、コスモ・スピリッツに惚れています。
私たちはプロであるという自覚を持って、ひとりひとりにいつでも本気で向き合い、最善を尽くしています。
ーnobi-nobiという職場について
できる人が気が付いて手を貸してあげる。とても楽しく素晴らしいチームです。
とても楽しいチームですよ。家族より一緒に過ごす時間が長いですしね。
ここに来た時に、自分の持病について話し、やれることに制約があったり、急に対応できなくなる可能性について伝えました。その時に、みんなでやれば何とかなると周りのメンバーに言ってもらえ、安心して楽しく働いています。
私も、新しく入社した後輩たちには、
「自分のキャパシティーを見誤らないこと」
「ひとりで抱え込まないこと」
「わからないこと、できないことはすぐに周りに伝えるように」と口を酸っぱくして伝えています。
一人ではできないことがあって当たり前で、できないと発信していいと思うんです。そして、できる人がそれに気が付いて助けることができる、手を貸してあげる、ということが素晴らしいのだと考えています。それがチームなんだと思います。
1日の業務
- 出勤
- 業務
- 休憩&ミーティング
- おやつ作り
- 業務
- 支援
- 学校、保護者対応
- 送迎時の報告など
- 退勤
保有資格
・栄養士
・認定心理士
・公認心理師
・他、心理・教育系資格を多数
キャリア
- 入社以前
- ブライダル関係、ベビーサイン講師等様々なキャリアを経て社会福祉法人いきいき俱楽部へ
- 1年目
- 管理者として、事業所立ち上げ
- 4年目
- 公認心理師国家資格合格
志望される方へのメッセージ
「職場をいかに楽しむのか。」は、自分次第!
経験や資格で無駄になるものは何一つないので、いろいろな事を学びながらさまざまな経験を積み重ねてください。
「職場をいかに楽しむのか。」は、自分次第なので、毎日9時間を楽しく過ごして欲しいなと思います。
どうせ同じ9時間働くなら、楽しい方が良い!
やる気のある、楽しい仲間をお待ちしております。