－現在の仕事内容を教えてください。

高齢者の身体介護をしています。入浴、排泄、食事等、ご家庭でできないことをサポートしています。

－介護業界に入ったきっかけは、どのようなことですか？

祖母のことを何も手伝えないまま亡くなってしまい、その後悔から、困っている方々のお役に立ちたいと。

小さい頃から祖父母が大好きでした。
中学生の頃、祖母が介護が必要になったのですが、オムツひとつも変えられず、何も手伝えないまま亡くなってしまいました。その後悔から、困っている方々のお役に立ちたいと思い、高校から福祉コースに入り、介護福祉士の資格を取るために専門学校に入りました。

就職前の実習の時から、そして現在に至るまでも、描いていた理想よりも大変なこともあります。でも、ご利用者様にありがとうといっていただけるのが、明日への活力になっています。

在宅での介護は設備も整っていなかったりするので、大変だと思いますが、施設は過ごしやすい設備が整っていますし、ご家族の息抜きにもなれたらと思っています。

ーうれしかったことやつらかったことはありますか？

産休明け、ご利用者様に「おかえりなさい、赤ちゃんうまれたのね。」と声をかけられて、感極まりました。

一番うれしかったのは、10年前の異動の際、あなたが担当でよかったとご家族の方にも仰っていただけたことですね。
コロナ禍以前は秋祭りがあり、職員一丸となって企画し、ご家族様にもお越しいただき、喜んでいただけて充実感を感じました。
また、産休後職場復帰した際に、ご利用者様やご家族に、おかえりなさい、赤ちゃんうまれたのね、等とお声かけいただけたのも、自分の帰りを待っていてくださっていたようで、感極まりました。

－普段意識していることはありますか？

業務に追われて、ご利用者様への声かけが少なくなってしまわないように心がけています。